雑草をコンパニオンプランツとして利用する事例を調べていた。ところが、論文を追っていくと、「コンパニオンプランツ」という言葉だけでは、どうにも収まらないものが出てきた。雑草が昆虫のすみかになる。土壌を覆う。養分循環に関わる。作物に利益をもたらす場合がある。一方で、当然ながら、雑草は作物と競合し、病害虫の宿主にもなりうる。
では、こうした草を何と呼べばいいのだろう。
そもそも日本語圏で「雑草」という語は、多くの場合、除去対象と同義で語られる。両義的な働きを評価する語彙そのものが乏しい。調べていく途中で、2024年に提案された「service weeds(サービス雑草)」という言葉に行き当たった。ギリシャの農学・作物科学研究者らが Frontiers in Plant Science 誌で提案したこの概念は、雑草を「役に立つ草」と言い換えるための概念ではない。雑草がもたらす生態系サービスとディスサービスの両方を見ながら、その働きを評価しようとする考え方だった。
この記事では、service weeds の原論文を起点に、この言葉が何を指しているのか、日本の研究とどこで接続するのかを見ていく。
1. 概念の位置づけ
日本語圏における雑草観の前提——筆者の観察と仮説として
ここから第1章末までは、日本語圏で雑草がどう見られてきたかについての、筆者の観察と仮説に基づく整理である。学術資料による立証を目的とせず、本記事の問題意識を明示するための素描として読んでほしい。
雑草の名前を覚えたくない/覚える必要がないひとは多い。園芸YouTubeで庭に出るおなじみの雑草の名前は取り上げられても、畦の草はなかなか見かけない。
野菜のように食べる文化が根付いていない(雑草食の趣味は一部存在する。山菜文化のある東北・北陸などの地域や、戦中戦後の食糧難期における救荒植物への根強い記憶、都市部のパーマカルチャー愛好者や野草教室に出入りするオルタナティブ層などが「一部」内訳として想定されるが、いずれも主流の食生活/食文化からは外れている。周縁化として分類。カウンター(counter/対抗する要素)としては、戦後高度成長期以降、「雑草を食べる=貧しさの記号」として忌避された経緯がある。このことについてはまた別にまとめる。救荒食は文献『救荒雑草』があるのでその紹介にとどめる)。
役に立つ側面について触れる機会が限りなく少ない。もしくは限りなく薄いものと感じさせられる。「役に立たない/役に立たないことも多い/役に立たないものがある」から『排除すべき対象』までの認識のスライドが強い。有用性情報の非対称性、除草剤・除草業のマーケティング情報は大量に流通する一方、雑草の生態的機能や利用可能性の一般的に流通している情報は圧倒的に数が少ない。正確には、知識(学術書など。農学部・雑草学)は専門書・学会誌の中に留まり、一般向けに翻訳される機会が少ない。
(わたしはこれを「圧縮データのまま維持されて解凍される機会が少ない」と比喩的に呼ぶ。)
雑草の有用性についての一般向け書籍では、稲垣栄洋氏の著作が目立つが、「面白い雑学」として記号化されやすい傾向がある。実践的な管理知として流通しにくい複数の要因があるように思われる。
多くのひとが嫌っている。没落・だらしなさの象徴として根強く、個人の美意識・道徳観に紐づいている。
また、自分の管理範囲から広がっていくという責任感からの恐怖(共同体との関係における責任感の問題。雑草管理の倫理、「共同体責任感」としての除草については別記事で公開予定)などに起因して、まとめて抜く・刈る・処理すること「除草」が管理の記号になっている。
従来の雑草学とアグロエコロジーの流れ
日本雑草学における古典的な定義は、農耕地の経済価値を軸にしたものだった。たとえば「農耕地で人間の営んでいる経済行為に相反して、直接または間接に作物を害して生産を減少させ、農耕地の経済価値を低下させる作物以外の草本」といった定義がその代表である。これは、後年の関係的・機能的な雑草理解と比べて、明確に防除対象寄りの規定である。実践の側面でも、雑草学は長らく「除去のための科学」として発展してきた。除草剤の開発、防除の効率化、抵抗性雑草への対応が主要な研究テーマを占めてきたことは、日本雑草学会の学会誌の主要論題からも読み取れる。
この流れに変化が生じたのは、1990年代以降のIPM(総合的有害生物管理)や、その後のアグロエコロジー、生態系サービス研究、機能生態学、保全的生物防除など、複数の潮流が合流するなかでのことである。特にMillennium Ecosystem Assessment(2005)以降、「生態系サービス」概念が農学全体に浸透し、雑草もまた生態系サービスの担い手として再評価される素地が整った。Bàrberi et al.(2018)は、雑草の機能形質に基づくデータベースを整備し、雑草を単なる除去対象ではなく機能的属性の担い手として扱う視点を提示している。
日本語圏においても、稲垣栄洋の一連の著作が、雑草の生態的機能を一般読者に紹介する役割を果たしてきた。筆者には、その多くが「面白い雑学」として受容されやすく、実践的な管理知とは別の文脈で流通しているように見える。
近接概念との対比
「サービス雑草」を単独で理解するより、近接する既存概念と比較した方が輪郭が見える。カバークロップは播種を伴う被覆作物、コンパニオンプランツは主作物と同伴して栽培される植物、益草は日本語の慣用語として植物利用の便益を指す表現である。いずれも「意図的に植える/扱う」側面が強い。
これに対してサービス雑草は、「自生した植物を、条件に応じて保全・選択・操作・終了する」という中間項に立つ。原論文は保全(conservation)だけでなく、管理・最適化・操作・草刈り・放牧・深耕・終了処理(termination)までを射程に含めている。この位置関係を整理すると次のようになる。
| 概念 | 栽培/自生 | 管理の有無 | 概念の性格 |
|---|---|---|---|
| カバークロップ | 播種 | 管理下 | 農学的用語 |
| コンパニオンプランツ | 通常は栽培 | 管理下 | 園芸・慣習的 |
| 益草 | 問わず | 問わず | 日本語の一般語 |
| サービス雑草 | 自生 | 管理下 | 学術的用語(2024) |
本記事では、近接概念との違いを「自生」「管理」「学術的提案」という3点から整理する。自生であることはカバークロップとの差異、管理下にあることは放置との差異、学術的提案として位置づけられていることは益草との差異をそれぞれ画する。この3点による整理はGazoulisら自身の枠組みではなく、既存概念との比較を通じて本記事が導いた分析軸である。
2. Gazoulis et al.(2024)による定義
原文と日本語訳
Gazoulisらは、サービス雑草を次のように定義している。
“service weeds” to describe spontaneous plants that can provide important ecosystem services with minimal disservices, under specific pedoclimatic conditions, in various agroecosystems, as parts of wider communities and with proper management.Gazoulis et al. (2024) Frontiers in Plant Science, 15, 1436310
日本語訳は次の通りである。サービス雑草とは、特定の土壌・気候条件のもとで適切に管理されたとき、農業生態系のより広い植物群落の一部として、害作用を最小限に抑えつつ重要な生態系サービスを提供しうる、自発的に生える植物のことである。
なお、本論文は原著論文(Original Research)ではなく、査読付き学術誌のオピニオン論文(Opinion article)として掲載され、提案・定義された概念である。
定義を構成する4つの要素
本記事では、この定義を4つの要素に分けて読む。
- spontaneous plants(自発的に生える植物):人為的な播種を伴わないこと。その土地の環境条件と履歴を反映して自生する植物を対象とする
- minimal disservices(最小の害作用):害作用がゼロであることを前提としない。作物との競合、病害虫の宿主化、収量低下などの負の側面を認めた上で、それを最小化する管理を求める
- pedoclimatic conditions(土壌・気候条件):条件依存的な概念であること。ある土地で機能する種が別の土地で機能するとは限らない
- proper management(適切な管理):草刈り、選択的除去、時期の調整などの介入が前提となる。放置ではなく管理選択の対象である
関係的属性としての「サービス雑草」
以上の4要素から明らかなように、「サービス雑草である/ない」は種の固定的属性ではなく、場面・条件・管理との関係で決まる属性である。同じ植物であっても、圃場のある場所ではサービスの担い手となり、別の場所では害作用の主体となる。原論文はサービス雑草の固定的な種別リストを示すのではなく、識別・評価・促進のための5ステップを提示している。この構成も、サービス雑草を条件や管理との関係で評価する本記事の読み方と整合する。
この関係的性格を踏まえた上で、次章で5ステップの内容を検討する。
3. 5ステップ枠組みの日本語紹介
原論文は、サービス雑草の識別・評価・促進のサイクルを5ステップに整理し、Figure 1に集約している。5ステップはFigure 1で円環状に配置され、中央に「WEEDS & ECOSYSTEM SERVICES」を置く。Step 5には「EVALUATE and adapt-modify accordingly」とあり、評価結果に応じて適応・修正する反復的な構造として示されている。
Step 1:雑草の生物学・生態学の理解と、雑草相の分化の観察
目的:サービス雑草を識別・評価する基盤となる観察データを蓄積する。その場に何がいつ生えているかを継続的に把握する土台を作る。
方法
- 種ごとの生物学的・生態学的特性を把握する(生活史、繁殖様式、種子動態、発生時期、光要求、群落内での位置などは、本記事における具体化例)
- 圃場内、圃場境界、畦、樹列間、休閑地、緑地帯、草地における自生植生の分布を継続的にモニタリングする
- 組成と経時変化を記録し、圃場条件・農作業・履歴との対応を分析する
判断基準
- 生物学的・生態学的特性
- 農業生態系内での場所
- 組成の時間変化
- 圃場固有の条件・農作業・履歴
- 作物の健全性と生産性を犠牲にしないこと
引用:Concepcion et al. (2012)、Roschewitz et al. (2005)、Gaba et al. (2015)、Robinson et al. (2022)
Step 2:供給サービス・調整サービスの優先順位づけ
目的:その農業生態系にとって価値を付加する生態系サービスを、供給サービス(provisioning)と調整サービス(regulating)の観点から優先順位づけする。
方法
- 供給サービス(食料・飼料・繊維など)と調整サービス(土壌・水・気候・受粉・防除など)を農家およびステークホルダーとの協働で選定する
- 優先順位づけのプロセスを、ニーズの可視化、意識向上、成功事例の共有の場としても機能させる
具体例
- 痩せた低肥沃度の土壌では、土壌窒素と有機物の増加を優先する
- 傾斜のある果樹園では、侵食防止と土壌構造の確立を優先する
判断基準
- 農業生態系の具体条件(肥沃度、地形、水はけ、日照)
- 中長期の農家への便益
- ステークホルダーのニーズ
引用:Gaba et al. (2015)
Step 3:望ましい形質と補完性をもつ雑草・雑草群落の同定
目的:Step 2で選ばれたサービスを担える種と群落を、機能形質と補完性の観点から特定する。単一種選抜から群落設計への発想の転換を促す。
方法
- 機能形質に基づいて候補を絞る(たとえば草丈、根の深さ、葉面積、窒素固定能などが本記事における具体化例。なお他感作用は原論文ではむしろdisserviceの可能性として位置づけられている)
- Bàrberi et al.(2018)は、欧州で一般的な240雑草種・16形質からなるデータベースを提示し、雑草の形質を農業生態系のサービス/ディスサービスと結びつけて評価する視点を示した。このデータベースを群落レベルに拡張し、多種イデオタイプ(multispecies ideotype)として形質組合せを設計する
- ニッチ分化とファシリテーション(植物間の促進作用)の両面から補完性を評価する
- 資源分配に基づく共存能力を検討する
具体例
- 窒素富化が優先課題であれば、マメ科(Fabaceae)が候補となる
- 構造改善と侵食防止が優先課題であれば、イネ科(Poaceae)が候補となる
- 小型・短ライフサイクル・低競合性の雑草は、高サービス×低有害性の最適プロキシとされる(Yvoz et al. 2021)
判断基準
- 求めるサービスとの整合、pedoclimatic条件との適合、機能形質、補完性、ニッチ分化、ファシリテーション、資源分配、共存能力、種間適合性、競合性、生活史の長さ、植物サイズ、潜在的有害性、他種侵入への抵抗性
引用:Bàrberi et al. (2018)、Ciaccia et al. (2020)、Brooker et al. (2023)、Gaba et al. (2015)、Lavorel and Garnier (2002)、Yvoz et al. (2021)、Dukes (2001)
Step 4:望ましい形質を助長し、害作用を軽減するための群落管理・操作
目的:望ましい形質を持つ種を優占させる方向に群落を操作する。選ばれた生態系サービスを強化し、競合や病害虫の温床化などの害作用を抑える。
方法
- 自然植生の保全を選択肢としつつ、望ましい種を助長する方向に群落を操作する
- 異なる高さでの草刈りにより、特定の種を助長・抑制する
- 自播きしやすい種をカバークロップまたはサービス雑草として選抜する
- 群落の組合せを、正の効果を増やし害作用を減らす方向で設計する
- プロトコルと意思決定支援システムを整備する
- 終了処理(termination)まで含めて設計する
具体例
- 草刈り高の使い分けによる種選択
- 自播き種のカバー雑草化
- 害虫抑制と水浸透改善を狙った雑草の組合せ選抜
判断基準
- 農業生態系での正の効果の増加、害虫抑制、水浸透改善、地被形成、主作物との非競合性、有害・強競合種の優占回避
引用:Carpio et al. (2020)、Rafflegeau et al. (2023)、Kanatas et al. (2020)
Step 5:生育期を通じた実践と群落の性能評価
目的:選んだ管理と群落が、当初仮説どおりの性能を出しているかを検証する。単一種評価から群落レベル評価へと、評価軸そのものを引き上げる。
方法
- 複数の管理慣行と複数の雑草群落を並行評価する
- 幅広いpedoclimatic条件を跨いだ野外試験を行う
- 多分野連携で便益と不利益を統合評価する
- 生態系サービスを定量化する
- 評価軸を単一種から群落レベルへ引き上げる
- 収量への影響と、バイオマスの飼料利用可能性を評価する
判断基準
- 生態系サービスの性能、pedoclimatic条件ごとの性能差、便益と不利益、収量への影響、バイオマスの飼料利用可能性、群落レベルが単一種を上回るか、戦略の適応・最適化の要否
引用:Rapidel et al. (2009)、Gaba et al. (2015)、Daryanto et al. (2019)、Robinson et al. (2022)
4. 日本語圏の隣接研究との対応
筆者が確認した範囲では、日本語圏で「service weeds/サービス雑草」という語そのものを扱った紹介事例は、現時点ではほとんど見当たらない。ただし、雑草を敵とだけ見なさず、その生態的機能に注目する研究は、独立に蓄積されてきた。以下の研究者・報告は、Gazoulisらの5ステップと部分的に重なる論点を扱っている。
| 研究者・報告 | 所属 | 接点となる論点 |
|---|---|---|
| 露﨑浩 | 秋田県立大学 | 雑草の農業利用の可能性(一般向け解説、2022) |
| 伊藤幹二 | NPO法人 緑地雑草科学研究所 | 持続可能な緑地生態系の管理(『草と緑』2015) |
| 稲垣栄洋 | 静岡大学 | 雑草生態学の一般向け解説 |
露﨑の一般向け解説は、雑草の農業利用という視点そのものをGazoulisらの前提と共有する。ただし、群落レベルへの引き上げは未展開である。伊藤の緑地生態系管理に関する議論は、Step 4(管理・操作)と接点を持つ日本語圏の先行議論として読める。稲垣の一連の著作は、雑草を一面的な害草として扱わず、その生態や機能を一般読者へ紹介してきた系譜として位置づけられる。
日本語圏の議論は各分野で断片的に進んでおり、Gazoulisらの5ステップは、それらを統合的に接続する枠組みを提供する可能性がある。ただし、日本語圏の研究者が「サービス雑草」の訳語を採用するかは別問題であり、訳語の定着はこれからの課題である。
5. 家庭菜園スケールへの含意
原論文は農業生態系を対象としており、家庭菜園を対象にした試験は行われていない。また本論文はオピニオン論文である。ただし、家庭菜園は細かな観察や個体単位の選択的管理を行いやすいため、5ステップの構造を試験的に応用できる可能性がある。以下は、その応用を筆者が仮想的に検討したものである。
- 畝内・畝間・畑縁での使い分け:畝内は競合を厳しく判断し、畝間は地被として活用し、畑縁は訪花昆虫の資源として残す。同じ植物でも場所によって扱いが変わる
- 開花・結実前の管理:種子生産前に刈ることで翌年の量を管理する。開花期に残せば訪花昆虫を支援できる。時間軸の使い分けが管理の中心となる
- 同じ雑草でも場面で扱いが変わる:たとえば筆者の管理を仮想例として考えるなら、スベリヒユは畝内では抜き、畝間では低刈りで残し、収穫すれば食用、刈り草は敷き草となる。1種で複数の役割を担い得る。この例はGazoulisらが提案する管理ではなく、筆者による試験的応用である
なお、詳細な観察記録と分類コード体系は、姉妹ブログ「終身雑草」で継続的に記録している。
6. まとめ
「サービス雑草」は、雑草を敵とだけ見なさず、条件付きで生態系サービスの担い手として評価する枠組みである。Gazoulis et al.(2024)による提案は新しく、日本語圏では紹介事例が乏しいが、5ステップの評価手順は、圃場スケールだけでなく、家庭菜園にも試験的に応用できる可能性のある構造を持つ。「サービス雑草である/ない」が種の属性ではなく関係的属性であるという核心は、日本語圏における除草中心の雑草観に対する、静かな問い直しの起点となり得る。本記事が今後の日本語での議論の出発点となることを願う。
参考文献
主題論文
- Gazoulis, I., Kanatas, P., Zannopoulos, S., Kokkini, M., Kontogeorgou, V., Antonopoulos, N., & Travlos, I. (2024). Agroecology and beyond: enhancing ecosystem services provided by natural vegetation and inventing ‘service weeds’. Frontiers in Plant Science, 15, 1436310. https://doi.org/10.3389/fpls.2024.1436310
後続論文(同一グループによるservice weedsの継続使用)
- Travlos, I., Gazoulis, I., Antonopoulos, N., et al. (2025). Manipulation and diversification of natural vegetation toward ecosystem services enhancement and restoration of sustainable farming systems. Frontiers in Agronomy, 7, 1584540. https://doi.org/10.3389/fagro.2025.1584540
原論文が引用した主要文献
- Gaba, S., Lescourret, F., Boudsocq, S., Enjalbert, J., Hinsinger, P., Journet, E. P., et al. (2015). Multiple cropping systems as drivers for providing multiple ecosystem services: from concepts to design. Agronomy for Sustainable Development, 35, 607-623.
- Bàrberi, P., Bocci, G., Carlesi, S., Armengot, L., Blanco-Moreno, J. M., & Sans, F. X. (2018). Linking species traits to agroecosystem services: a functional analysis of weed communities. Weed Research, 58, 76-88.
- Yvoz, S., Cordeau, S., Ploteau, A., & Petit, S. (2021). A framework to estimate the contribution of weeds to the delivery of ecosystem (dis)services in agricultural landscapes. Ecological Indicators, 132, 108321.
- Rafflegeau, S., Gosme, M., Barkaoui, K., Garcia, L., Allinne, C., Deheuvels, O., et al. (2023). The ESSU concept for designing, modeling and auditing ecosystem service provision in intercropping and agroforestry systems. A review. Agronomy for Sustainable Development, 43, 43.
- Brooker, R. W., Hawes, C., Ianetta, P. P. M., Karley, A. J., & Renard, D. (2023). Plant diversity and ecological intensification in crop production systems. Journal of Plant Ecology, 16, rtad015.
- Kanatas, P., Travlos, I. S., Gazoulis, I., Tataridas, A., Tsekoura, A., & Antonopoulos, N. (2020). Benefits and limitations of Decision Support Systems (DSS) with a special emphasis on weeds. Agronomy, 10, 548.
- Ciaccia, C., Armengot Martinez, L., Testani, E., Leteo, F., Campanelli, G., & Trinchera, A. (2020). Weed functional diversity as affected by agroecological service crops and no-till in a Mediterranean organic vegetable system. Plants, 9, 689.
- Carpio, A. J., Soriano, M-A., Gomez, J. A., & Tortosa, F. S. (2020). The self-seeding of Anthemis arvensis L. for cover crop in olive groves under intense rabbit grazing. Agronomy, 10, 1412.
- Concepcion, E. D., Fernandez-Gonzalez, F., & Diaz, M. (2012). Plant diversity partitioning in Mediterranean croplands: Effects of farming intensity, field edge, and landscape context. Ecological Applications, 22, 972-981.
- Roschewitz, I., Gabriel, D., Tscharntke, T., & Thies, C. (2005). The effects of landscape complexity on arable weed species diversity in organic and conventional farming. Journal of Applied Ecology, 42, 873-882.
- Robinson, S. V. J., Nguyen, L. H., & Galpern, P. (2022). Livin’ on the edge: Precision yield data shows evidence of ecosystem services from field boundaries. Agriculture, Ecosystems & Environment, 333, 107956.
- Lavorel, S., & Garnier, E. (2002). Predicting changes in community composition and ecosystem functioning from plant traits: revisiting the Holy Grail. Functional Ecology, 16, 545-556.
- Dukes, J. S. (2001). Biodiversity and invasibility in grassland microcosms. Oecologia, 126, 563-568.
- Rapidel, B., Traoré, B. S., Sissoko, F., Lançon, J., & Wery, J. (2009). Experiment-based prototyping to design and assess cotton management systems in West Africa. Agronomy for Sustainable Development, 29, 545-556.
- Daryanto, S., Jacinthe, P.-A., Fu, B., Zhao, W., & Wang, L. (2019). Valuing the ecosystem services of cover crops: barriers and pathways forward. Agriculture, Ecosystems & Environment, 270-271, 76-78.
日本語圏文献
- 露﨑浩 (2022). 雑草の専門家が語る農業利用の可能性. マイナビ農業.
- 伊藤幹二 (2015). 持続可能な緑地生態系の管理:雑草生物学の視点から. 『草と緑』7巻, pp.2-11.
- 佐合隆一 (1997). 『救荒雑草——飢えを救った雑草たち』全国農村教育協会.
- 稲垣栄洋の一連の著作(雑草生態学の一般向け解説)
本記事の位置づけ
本記事は初稿である。原論文(Gazoulis et al., 2024)の再読、日本語圏隣接研究の追加照合、家庭菜園スケールでの試験的応用の進展に応じて、随時追記・改稿する予定である。
内容に誤りや見落とし、参照すべき日本語圏の研究・実践事例などにお気づきの方は、ご教示いただけると幸いである。

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